calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

categories

archives

ブックマーク

お気に入りブログ

3年前の倒産

昨日、3年前に倒産した勤務先の飲み会があった。

 

その勤務先は、地質・環境調査を主軸とした会社であった。関西では地質と環境の両方の技術を持つ会社が少なく、この業界では、わりとでは古くから重宝されていた。

しかし、サブプライムローンの影響が引き金で、資金繰りが加速するように悪化し、遂に倒産した。

 

あれから3年経ったが、当時の同僚はそれなりにみんな元気にしていた。

見た目はほとんど変わらない人もいたが、内面においては少なからず変化を感じた。

以前に比べ考え方が丸くなった人や落ち着いた人が多いように思った。おそらく、あの日を境に変化したのであろう。因みに、私は「白髪が増えたな」、と口をそろってみんなから言われたが(笑)

 

たしかに自分自身の考え方もずいぶん変わった。

会社に対する考え方やとらえ方、忠誠心はがらりと変わった。

 

同業他社へ再就職している人が多いようであった。

中には、同業社で二度目の倒産を経験したという言う人もいた。

あらためて厳しい業界だな~と感じた。

 

もう解禁にもなろうかと思うので、そんな当時のことを振り返って話ししてみよう。

 

■倒産当日

3年前の5月、定刻を過ぎたころ、全従業員が会議室に集められ、社長から突然の話しがあった。

 

「本日の515分をもって、○○会社の事業を停止します。」

「今後、事業活動は一切出来ません。」

「本日をもって、従業員は全員解雇といたします。」

という内容であった。

 

社長は書面を読みながら淡々と話していた。

「申し訳ない」と一言添えていたが、謝罪の気持ちは全く伝わってこなかった。

 

「引き続いて、今後の事務的な話を総務から致します。」

と言って、社長はその場を去った。

 

これが社長の最後の姿であった。

 

この時点では、自分も含め、みんなキョトンとしたリアクションであった。

怒り、驚き、不安というよりも、どちらかというと呆気にとられた無感覚状態。

夢を見ているかのような・・・。

冷静な判断が出来なかったのだと思う。

果たしてどのように対処することが最善だったのか。

 

 

20時までに全員自分の荷物をまとめて会社から退去して下さい。」

「明日以降、管財人弁護士の管轄になるため、館内(会社)に立ち入ることが出来ません。」

と総務担当者から言われ、目の前の仕事を中断し、取りあえず荷物をまとめて退社した。

 

そう、ちょうど3年前の今日、15日の出来事であった。

 

倒産翌日以降のことついては、またの機会に話したいと思う。

 

ほんと、突然の倒産だった。

当時は青天の霹靂のように感じたが、今、当時を振り返れば明らかな予兆があった。

以下の兆候が見えれば要注意!

 

ゝ詬薪について

ボーナスの減額 → ボーナスなし → 残業手当の一部不支給 → 給料の減額 → 給料の遅延。

といった流れであった。

∋餠盞りについて

取締役があらゆる銀行・信用金庫等へ融資先を探しはじめる。

 

経営者や総務の動向を注意していると、何らかの兆候は見えてくるものだ。


コメント
予兆・・・・ 
情報等 しかと把握いたしましたっ

なんとなく怪しいなぁ と感じつつ、信じたくない(見ないふり)というのが人間心理でしょう。
こんなご時世だからこそ、冷静に構えたいと思います。
  • 直見
  • 2011/05/16 6:21 PM
予兆は感じつつ、なんとかしたいと思いながらも、個人ではなんともなりませんでした。

どんな事態が起こっても大丈夫なように、自分磨きが大切ですね。
  • Water
  • 2011/05/17 10:50 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック